弁護士リーダー50 (2)

14 December 2025

変革を推進できる弁護士は日本では少ない——そう言われがちですが、実際には確かなリーダーが存在します。

Just Legalでは、日本の法曹界で活躍する50名のリーガルリーダーにお会いするプロジェクトを進めています。今回ご紹介するのは、半導体関連のグローバル企業で活躍されている児玉薫さんです。


児玉さんは英国弁護士資格を持ち、Big Lawで研鑽を積んだ法務プロフェッショナルです。いわゆる「先生」的な立ち位置ではなく、“サービス・ソリューション提供者”としてビジネスに伴走する姿勢を大切にされており、これまでのインハウス経験を通じて培われたリーダーとしての視点が非常に印象的でした。


「法務の役割は、ビジネスを前に進めるために寄り添うことだと思っています。」


これまで複数の企業でインハウス法務として経験を重ね、直近ではスタートアップにおいて法務部門をリード。環境やフェーズの異なる組織の中で、実務と意思決定の双方を支えてきた実績をお持ちです。


「仕組みを変えるには、まずその仕組みが“なぜ存在するのか”を理解することが必要です。」


この言葉のとおり、拙速な改革ではなく、理解・共感・対話を土台にしながら、組織に前進をもたらしていく——その姿勢こそが、児玉さんのリーダーシップの核だと感じました。


グローバルな基準とローカルな感覚を併せ持ち、調和を大切にしながらも着実なアップデートを重ねていく。現職では、組織に前進をもたらす役割を担われていることがうかがえ、その進め方は、まさに時代に求められるリーガルリーダー像の一つだと感じました。


児玉さん、お忙しい中お時間をいただき、貴重なお話を本当にありがとうございました。次世代のリーガルリーダーにとって、大きな示唆となる内容でした。